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妻・・・桂子

1:col :

2022/03/14 (Mon) 21:24:14


 私たち夫婦は、普段から夫婦生活や妻のヌード写真を投稿していました。
 その事がきっかけで投稿誌の編集者と知り合いになり、妻が熟女系雑誌のヌードモデルとして起用される事になりました。
 写真投稿はしていますが、他人の前で裸を晒した事は無いという事と、顔を出さなければならないというリスクはありましたが、ギャラの良さと妻の乗り気がリスクを抱える不安を払拭しました。
 妻(桂子39歳)は子供を産んでいますが、極端な身体の崩れは無く、歳相応の肉付きはまさに熟女というに相応しい身体をしています。
 そして何より性に対して好奇心旺盛で、今回の事も楽しみでならないといった様子です。

 土日、泊り込みで撮影を行うとの事なので、当日は適当な理由をつけて、子供を妻の実家に預け編集者との待ち合わせ場所へ急ぎました。
 我々の到着を待っていた編集者のワンボックスカーに乗り込み、撮影現場となる北関東の別荘地へと車を走らせました。
 車内では簡単に撮影のスケジュールが説明されましたが、話を聞くうちに、後悔の念が少しこみ上げて来ました。

 「1応ヌード撮影って事ですけど、まあ成り行きで絡みもあるかもしれませんけど・・・大丈夫ですよね?」
 「えっ!絡み、ですか?」
 「ええ、状況によってですけどね。うちの男優を1人用意してありますから」
 「・・・・」
 私は動揺を隠せませんでしたが、妻は平然としていました。
 「現場にはメイクとかスタイリストとか、撮影補助の人間が数名います。わかってるとは思いますけど、みんな撮影を見るような形になるんですけど・・・奥さん、大丈夫ですよね?」
 「えっえぇ、大丈夫です」
 「じゃぁ、ちょっと撮影の練習してみましょうか?」
 「練習?ですか・・・」

 高速道路のSAで休憩をとった後、編集者と座席を入れ替え、私が助手席に移動し、先程まで助手席に座っていた編集者が、妻と後部座席に座りました。
 「じゃあ、奥さん練習始めましょうか。とりあえずカメラを意識して、私が言うようにポージングして下さい」
 「あっ、はい、わかりました」
 「膝上までスカートまくって、少し足開いてみようか」
 その気になっている桂子は焦らすようにゆっくりとスカートをまくり、気持ち足を拡げました。
 「うん、ストッキング邪魔だなぁ~。脱いじゃおう」
 桂子は座ったままで腰を軽くゆすりながら、ストッキングを脱ぎ、脱いだストッキングを背もたれに掛けました。
 「片足を座席の上に上げてみて」
 足を上げると同時に、太腿と白いパンティーに覆われた秘所が露になりました。
 「良いよ、良い。なんか良い匂いまでしてきた。じゃぁゆっくり膝から太腿に指這わせて、そのままパンティーの上からクリトリス刺激してみよう」
 膝から太腿の間を往復させながらさすり、心なしか先程より大きく拡げた足の奥のポッテリとしたふくらみを、自らさすり始めました。
 「写真撮られてる事意識してよ。あぁ良い表情してる。感じてる?」
 「・・・・はぁ~。感じてます」
 「じゃあ、そのまま、だらしなく口開けて、唇舐めてみて。思いっきり舌伸ばして、いやらしくね」
 目を細めベロベロと唇を舐めまわす桂子。
 秘所をまさぐる手の動きも、激しさを増しています。
 「いやらしいな奥さん。今度はこっちにお尻向けてみて」
 狭い後部座席の上でワンワンスタイルになる桂子。
 編集者がスカートを捲くり上げると、パンティーに包まれた豊満な尻がプリッと揺れました。
 「毛がはみ出してますよ。奥さんアナルの周りにも生えてるんだ。なんだか俺もたまらない気持ちになってきちゃいましたよ。はぁ~。とりあえず練習は終わりにしましょう。もうすぐ到着しますから」
 桂子はスカートを整え、座りなおしました。
 「奥さん、濡れちゃいました?」
 「・・・・えぇ、少し」

 車は高速を降り、1路別荘地へ、車窓から外を眺める桂子の頬は紅潮していました。


 目的の貸し別荘に到着し部屋に入ると、既に2人の男性と女性1人が撮影の段取りを行っていました。
 作業の手を休め、1通り紹介をうけました。
 女性はスタイリストで30代前半、1人の男性は撮影補助。
 そして先に聞かされていた男優、落ち着いた感じのホストといった風貌で、唇の隅に笑みを浮かべ桂子に熱い視線を送っていた。
 「とりあえず部屋で休憩していてください。段取りが終わったら撮影始めますから」
 私たち用に、2階の1室があてがわれました。

 「桂子、本当に大丈夫か?今ならまだ・・・・・」
 「大丈夫よ、心配?」
 「・・・・・」
 「私は全然平気だから、貴方がそんな顔してると、私まで緊張しちゃうじゃない」
 「ごめん・・・・・さっきの車の中での事・・・・本当に感じてたのか?」
 「うふっ、濡れたわ」
 ベッドに座る桂子のスカートの中に強引に手を差し込んだ。
 熱い太腿を押し開き、秘肉を覆う布まで指が達した時、私の指先は湿り気を感じ取った。
 「桂子・・・・・」
 更に布の縁から指を侵入させると、湿り気の発生源はヌルヌルのヨダレが溢れている。
 目を閉じてうつむき、私の行為を黙って受け入れる桂子。
 しかし次の瞬間、身をひるがえし私に抱きついた。
 「あなた、平気よ。心配しないで、お願いだから・・・・・」
 感情を押し殺している桂子の心情が、判った瞬間だった。
 しかしもう後戻りは出来ない・・・・
 桂子は私のズボンのベルトを外し、ジッパーを降ろした。
 私のモノが桂子の熱い唇に覆われ、激しく膨張し続けた。
 車の中での出来事で、既に私のモノは爆発寸前状態にあり、あっけなく、桂子の口内にありったけ
のスペルマを放出してしまった。
 私の放出した物を、ゴクリと飲み干す桂子・・・・・
 「あなた、何があっても私はあなたの妻よ・・・・・」
 「・・・・・」
 私の不安な気持ちは治まらず、嫌な予感までしてきました。

 「準備できました!よろしかったら下まで来てください」
 ドアの向こうから呼ばれました。
 「私行くけど、あなたは?」
 「・・・・・」
 私は桂子の後をついて行きました。
 階下の部屋は昼間だというのに、照明に照らされ強烈な眩しさ感じました。
 桂子は別室へ行き、着替えるとの事。
 20分ほどして現われた桂子は、髪をアップにし水玉模様のワンピースに着替えていました。
 「始めましょう。良いですか奥さん?」
 「・・・はい」

 桂子の緊張をほぐす為か、窓から外を眺めたりと、ごく普通のイメージ写真から入りました。
 しかし当然の事ながら、目的は違います。
 「じゃあ、向こう向きでいいですから、ワンピース脱ぎましょう」
 カメラマンに背を向け、ボタンを外す桂子。
 スルスルっと床に落ちるワンピース。
 肉付きの良い身体に食い込むブラ紐とフルバックのパンティー・・・
 「カメラを意識しないで、さり気なく振り向いて」
 振り向きざまに、1瞬私と目が合いましたが、すぐに視線を外す桂子・・・
 「そのまま横座りで床に座って。片手床についてね」
 薄手のパンティー越しに見える陰毛や、少し弛んだ下腹部までが、さっきまでの桂子とは違う、とても淫靡な女に見えてきました。
 「ソファーに座りましょう。今度はカメラを意識してブラから脱いでいって下さい」
 手を後ろに廻しホックを外す桂子。
 ゆっくりではあるが、ためらいも見せず乳房を晒しました。
 元々あまり大きくない乳房は、その分弛みも少なく微妙なバランスを保っています。
 「綺麗ですよ奥さん。子供産んだとは思えないオッパイだ。揉んでみようか。いつもオナニーする時みたいにいやらしくね」
 外したブラを肘掛に掛け、自ら乳房を揉みしだく桂子。
 乳首が大きくコリコリになり、目を閉じだらしなく口を開き、快楽をむさぼっています。
 「いいよ、いい。足もソファーの上に乗せてみよう」
 必然的にM字開脚となり、プックリと膨らんだ秘所とパンティー越しの陰毛がクローズアップされます。
 「いやらしいよ奥さん。もっといやらしい事してみようか。パンティーの上からオマンコ触ってみよう」
 片手はそのまま乳房を揉み続け、片手を秘所に・・・
 鼻息を荒げ身体をビクンビクンと震わせる桂子。
 シャッター音の合間に、熱い徒息が聞こえてきました。
 「ん、ふ~はぁ~。はぁ~」
 「奥さん感じてる?いいよ中に手入れても、それとも脱いじゃおうか」
 カメラマンの言葉にうながされ、桂子はパンティーに手を掛け腰を浮かせます・・・・

 全てが晒されました。
 桂子の、いや雌犬の割れ目は赤黒い肉がヌラヌラと光っています。


 「いやらしいなぁ~奥さん。全部見えてるよ。みんなの前で、お尻の穴も全部見えてる」
 ソファーの上でM字開脚のまま、顔をそむける桂子。
 ナチュラルな陰毛の1部が愛液にまみれ、艶やかな塊となっています。
「向き変えてみようか。ソファーに膝をついてお尻をこっちに向けてみて」
カメラマンの問いかけに、緩慢な動きで応える桂子。
1度立ち上がり、後ろを向くと、前に倒れこむように膝をつき、背もたれに寄りかかる。
ふくよかな尻肉とその中央で少し土手高にすぼまっているアナル、そしてその下の割れ目では赤くめくれ上がった秘肉がヒクヒクと何かを求めている。
「奥さん顔こっち、そのまま振り向いて」
まだ完全には吹っ切れていない様子で、頬を引きつらせ息を荒げる桂子。
その呼吸に合わすように波打つ下腹。
先端を硬く尖らせ重力に従う乳房、桂子の発する熟女のオーラがあたり1面に漂い、その様子を見ている者全てを興奮させている。
目の前にいる全裸の女は、まぎれも無く私の妻・・・
桂子・・・
美しく熟した桂子を惚れ直した瞬間であったが、私だけの物では無いこの状況に、嫉妬をおぼえた瞬間でもあった。

「そのまま、カメラ目線でクリトリス刺激してみて。股の間から手を入れて」
内腿の横から桂子の白い指先が現われ、そのまま核心部分へと伸びていった。
「あっぁ~。はぁぁぁ~」
肉芽をさする指の動きに合わせて、腰をくねらせる桂子。
ほんの数回刺激を加えただけで、愛液が指を伝いソファーに垂れ落ちる。
「いいよ、いい。凄くいい、車の中と同じ良い匂いがしてきたよ」
カメラマンは桂子に近づき、至近距離から舐めまわす様に写真を撮り続けている。
「あぁ~」
「奥さん、我慢できないなら男優さん入れるよ。スタンバッてるから、いつでもいけるからね」

その言葉を聞いた瞬間から、桂子の肉芽を擦る指の動きと喘ぎ声が激しさを増してきた。
そしてそれを見取ったカメラマンが男優に向かい、意味ありげな目配せをした・・・・
次の瞬間、男優は立ち上がり着ている物を全部脱いで、桂子に向かって歩き始める。
桂子もその動きを感じ取り、オナニーの手をやすめた・・・・
男は桂子の顔の近くに腰を寄せる。
もはや完全にその気になっている桂子は、男の肉棒に手を伸ばした。
「あ~、ダメダメ!手はそのまま続けて、口だけでして」
再び肉芽をさすり始める桂子。
男は自分の肉棒を掴み、先端を桂子の唇に押し当てた。
「ムグッ、ムグググ」
桂子が他人のペニスをくわえるシーンを見たのは、この瞬間が初めてだった。
 それもあきらかに私のモノとはサイズが違うモノを・・・・

 「おいっ!片足持って」
 カメラマンの指示に応え、男は桂子の足首を掴み、犬がオシッコをするように持ち上げた。
 ソファーの上で片膝をつき、オナニーしながら肉棒を咥える桂子・・・・
 頭の中がグチャグチャで思考力を完全に失っているのに・・・・
 私のモノは硬く熱く脈動していた。

 「よし、じゃあ場所をベッドに移しましょう」
 しかし桂子には聞こえていなかった。
 激しく頬をすぼませ、男の肉棒に吸い付き、ヌチャヌチャと淫靡な音をたてオナニーを続けていた・・・・
 「奥さぁ~ん、しょうがないなぁ~」
 男は苦笑しながら、桂子の口から肉棒を抜き出した。
 そして、ベッドに連れて行くべく桂子を抱き上げると、そのまま桂子の唇に自分の唇を重ねるのであった。
 その行為は1瞬だったが、その後、桂子の耳元で何かをささやいていた・・・・

 隣室に移ると、男はベッドの上で大の字に寝転がった。
 桂子はその動きを待ってましたといわんばかりに、男の肉棒にしがみついた。
 片手でサオを押さえ、片手で玉をもみながら亀頭と玉を舌先で何往復も舐め上げる。
 桂子の得意技の1つであり、私が1番好きな技でもあった・・・・
 「そう、もっといやらしくしゃぶって、お尻ももう少し突き出してごらん」
 私の視界に桂子の全てが飛び込んできた。
 淫唇はぱっくりと左右に広がり、受け入れ態勢が整っている事を示していた。
 「はい、じゃあシックスナインね」
 桂子は肉棒をくわえたまま、身体を反転させ男の顔の上に跨った。
 「ビチュ!ビチュチュチュチュ!」
 「ムグ、ムグググ。はぁ~、あぁぁぁぁぁ~。いい~」
 男が桂子の肉芽に吸い付くと、桂子はたまらずのけ反り、喘ぎ声を上げた。
 「あれ!あれ持ってきて!」
 カメラマンの言葉に反応し、アシスタントの女が持ってきたのはアナルビーズだった。
 女は男優にアナルビーズを渡し、受け取った男は先端のビーズを口にくわえ、唾液をつけて桂子のアナルに
狙いを定めた。
 「あはぁ~、あぁ~ん。ん~」
 桂子にとって、アナルビーズは初めてではなかったが、普段使用しているものに比べ、ビーズの大きさが少し大きいようだった・・・・
 ビーズが一つアナルに埋没する度に、悲鳴のような喘ぎ声をあげ身体をきしませる桂子。
 3つ入ったところで、もう片方の先端のビーズを男がくわえた。
 どう考えても間抜けな姿としか思えないのに、カメラマンは入念にそのシーンを撮影している・・・・
 「奥さん、自分の力でビーズ出してごらん」
 桂子は腰を少し浮かせ、便を排泄するように唇を噛みしめ下腹に力を入れていた・・・・
 ほどなくアナルが盛り上がり、黄色いビーズがヌルヌルと押し出されてきた。
 「グッググッ!ヌゥ~、ヌポポポポッ!」
 3つのビーズが1気に放出された。
 事を終えて肩で息をする桂子。

 「さあ、じゃあ奥さんの好きな体位で繫がって下さい」
 桂子は再び身体の向きを入れ替えると、騎上位で男の腰に跨った。
 そして自ら男のモノを掴み自分の割れ目に誘導したのであった。
 「あっぁ~!あはぁ~、あぁぁ~。いい~!」
 熟れた雌犬と化した桂子がグチョグチョといやらしい音を部屋中に響かせ、腰を振っている。
 汗っかきの桂子は肩口から腰まで玉のような汗をかき、必至に快楽を貪っている。
 後れ毛がうなじにべっとり貼りついているのが妙に淫靡だった。
 「いやらしい、凄くいやらしい、奥さんの肉がチンポコに絡み付いてる」
 「ん~、んっん~。はぁ~、はぁ~」

 この後、300分ほどだっただろうか、色々な体位で犯され続けた桂子。
 最後は正上位から、顔面にたっぷり精液を浴びせかけられた。
 「どうですか、奥さん、大きかったでしょ。こいつのナニは、間違いなく旦那さんのより大きいと思いますよ」
 「・・・・・」

 撮影終了後、我に帰った私は「ハッ!」とした・・・・
 自分で気付かないうちに、私はパンツの中に放出していた。


 撮影後、桂子はシャワーを浴びる為、私は1人で部屋の戻りパンツを履き替えた・・・
 撮影の1部始終を見て、興奮のあまりパンツの中に射精してしまったからだ。
 若い男の肉棒を涎を垂らして、くわえ込む桂子の割れ目。
 無意識のうちにシーツをギュッと掴む指。
 流れる汗と愛液の量を物語る淫靡な音・・・
 私は目を閉じて、ベッドに横たわり、再び硬くなっている自分のモノをしごいていた。
 妻のSEXシーンを見て、こんなに興奮するなんて・・・

 1時間程経ったのに、桂子はシャワーから戻ってこなかった・・・
 変だなと思い、桂子を探しに行こうとした瞬間。
 「ガチャッ!」
 部屋のドアが開き、バスローブに身を包んだ桂子が帰ってきた。
 「遅かったな・・・」
 「えっ、うっうん。結局シャワーシーンも撮る事になって・・・」
 「えっ!撮影してたのか」
 「せっかくだからって言われて・・・」
 「お前1人だったのか?」
 「・・・彼も・・・1緒に」
 「あの男優か、風呂場でもしたのか?」
 「して無いわ・・・フェラチオだけよ」
 「・・・・・」
 「やきもちやいてるの?」
 「・・・いや、そんなんじゃないよ」
 「さっきも言ったけど、これはただの仕事、何も変わらないわ」
 そう言いながら、桂子は私の前にしゃがみ込み、ズボンとパンツを降ろした・・・
 「たくましい貴方が1番好きよ」
 私の肉棒をしゃぶる桂子を見下ろしながら、頭の中では男優の肉棒をしゃぶる桂子を思い浮かべていた。
 いつもと違う感覚、血液が股間に激しく集中する・・・・
 なんだ、この感覚は?
 全身にピリピリと電気が走り、桂子の喉に大量の精液をぶちまけた。
 「・・・やっぱり貴方のが1番美味しいわ」
 大量放出したにもかかわらず、私の気持ちはなお激しく高ぶり桂子を求めていた・・・
 バスローブに手をかけ、剥ぎ取ろうとしたが、桂子は拒絶した。
 「ダメよっ!夕食の用意ができてるらしいから、行きましょ、ねっ」
 「・・・・・」

 階下に降りると、先程撮影を行っていた部屋に食事が用意されており、メンバーも全員揃っていた。
 「たいしたもの用意出来なくって、すいません」
 本当にたいした事のない食事が、用意されていた。
 そして、その量に反比例するかの如く、大量のアルコール類が用意されていた。
 「じゃあ、まずは乾杯しましょう」
 スタイリストの女性が音頭を取り、宴が始まった。
 ある程度食事が進み、みんなそこそこアルコールを口にしていた時の事だった・・・・・
 「さっき撮影した分、見てみますか」

 カメラマンがノートPCをテレビモニターに繋ぎ、無数の画像を展開させた。
 自分の目線とは違うカメラアングルで映し出される桂子。
 肥大した肉芽、白濁した愛液。
 男根に吸い付く唇。
 快楽に溺れるうつろな目。
 全てが新鮮に感じ、私の肉棒は硬直したままだった。

 「いやぁ~。奥さんしまりは最高ですよ。子供産んでるとは思えないくらい、きつかった」
 「いやだっ、恥ずかしいわ。でもそう言われると嬉しいかも」
 「画像見てたら思い出して、また立って来ちゃいましたよ」
 男優は腰を前に突き出し、前の膨らみを際立たせた。
 「やだ、すっご~い!私も思い出して、濡れてきちゃったみたい」
 そう言うと、桂子はバスローブの裾をまくり、男優に見えるように大きく股を拡げてみせた。
 「おいっ!桂子・・・・」
 「あら、減るもんじゃないしいいでしょ。ねぇ、ふふっ」
 少し酔いがまわった桂子はテンションが上がっているようだった。

 そして気付くと画面は、私が見ていなかった風呂場でのシーンに変わっていた。
 風呂桶の縁に片足を乗せ、大また開きで割れ目にシャワーを当てる桂子。
 乳首を泡で隠し、おどけた表情の桂子。
 カメラに尻を向け、自らの手で左右に尻を割る桂子。
 かぶりつく桂子。
 しゃがむ男の目の前に立ち、割れ目を左右に広げ舐めさせている桂子。
 そして驚いた事に、洗い場の床に寝転ぶ男の男根に黄金のシャワーを浴びせかける桂子・・・・
 まさかの放尿シーンでした。

 なんだか急激にシラケた気分になっていた。
 そんな私とは反対に、桂子のテンションはアルコールの力を借りて更にアップしていた。
 「奥様、だいぶ酔ってらっしゃいますね」
 スタイリストの女性がいつの間にか私の隣に座り、話しかけてきた。
 桂子と違い肉付きの良い身体に、胸の谷間を強調するような服。
 そして、きつめの香水の匂いに心を動かされた。
 「大勢の女性を見てきたけど、奥様ほど濡れる人は初めてです。好きなのかしらSEXが?」
 「・・・さあ?どうですかね。好きなのかなぁ」
 「うふっ!私も濡れ易いんですよ。今も興奮しちゃって・・・・」
 女は私の手を掴み、自分のスカートの中に突っ込んだ。
 「ねっ、わかでしょ?」
 「・・・えぇ、確かに湿ってますね・・・」
 それ以上の事は何も無かった。
 そして、現実離れした世界にいい加減うんざりもしていた。
 もう完全に酔っ払っている桂子を自分の方に引き寄せ、私達は部屋に引き上げた。
 酔いつぶれた桂子をベッドに寝かせ、私ももう1方のベッドに・・・・・

 「ご主人、ご主人起きて」
 わけのわからない呼びかけで目が覚めた。
 時計を見ると午前1時・・・・
 声の主はスタイリストの女性だった。
 「あっ、あのぅ・・・何か」
 「ふふ、ご主人を呼びに来たんです」
 「呼びに?あれっ桂子は、桂子はどこに・・・・」
 「奥様なら下にいます」
 「下?」
 「見に行きますか?」
 「・・・・・」

 何の事なのか、どういう状況なのかまったくつかめなかった。
 桂子が何で下にいるのか?
 そして目の前にいるスタイリストの女がなぜ下着姿なのか・・・・


 「奥様撮影の真っ最中ですから、気付かれないように行きましょう」
 「撮影?」
 「ええ、奥様おトイレに起きてこられて・・・そのまま」
 「・・・・」
 「さあ、気付かれないようにそっと・・・・」
 私は女の後について部屋を出た。
 フルバックの白いパンティーにキャミソール姿。
 食事の時この女の湿った股を触った事を思い出すと同時に、指先の湿った感触もよみがえって来た・・・・・

 階段を降りきったところで、女は足を止め、少し身をかがめて様子を伺った。
 「奥様、真っ最中ですよ」
 女は横にずれ、私の身体を前に押し出した。
 私も女と同じように、身をかがめ桂子の姿を・・・・・
 当然、捜すまでもなく私の視界に桂子の姿が飛び込んで来た。
 後姿の桂子はソファーに座るカメラマンに跨り、激しく腰を振っていた。
 汗ばんだ背中。
 押し殺す声。
 私からは見る事が出来ない桂子の表情を、至近距離から撮影するカメラマン。
 そしてテーブルを挟んだ向こう側のソファーには、素っ裸のままビールを飲み2人の行為を見ている男優・・・

 背後から私に抱きつき、耳元で囁くアシスタントの女・・・
 「私が2階に上がるまでは、彼(男優)としてたんですよ。後ろからして欲しいって懇願してたわ・・・奥様」
 女は私の身体に指を這わせ、股間のモノにたどり着いた。
 「私も欲しいわ・・・これが」
 パンツの中に手を滑り込ませ、直にモノをしごき始めた。

 しかし、私は女の行為を無視して、桂子に見入っていた。
 激しく動かしていた腰の動きが止まり、カメラマンにしなだれかかる桂子。
 カメラマンは桂子の片足を持ち上げ、交わる身体を解き、肉棒に被せていたゴムを取り払うと桂子に何かを指示した・・・
 気だるそうに身体を起した桂子は、今しがたまで淫裂にくわえ込んでいた肉棒を上の口でくわええ込んだ。
 精液にまみれた肉棒を丹念に舐める桂子。
 先程までと違い横から表情が伺える姿勢をとる桂子。
 仕事の域を超越し、雌犬と化してベロベロと肉棒を舐めまわす桂子。
 カメラマンは満足気に目を閉じ、桂子の頭を撫でている。
 少し距離がある為、最初は上手く聞き取れなかった話の内容も、集中しているからか、だんだん聞き取れる様になってきた。
 「奥さんは好き者だ。旦那さんだけじゃ、物足りないんでしょ」
 カメラマンの問いかけに応える事なく、しゃぶり続ける桂子。
 乳房の先端を尖らせ、下腹部の弛んだ肉を波打たせている。
 「じゃぁ、お留守になってる下の穴に、もう1度入れさせてもらいますよ」
 そう言い放つと男優は立ち上がり、桂子の背後にしゃがんだ。
 「あれぇ~。フェラしてるだけなのに涎が垂れてるじゃないですか」
 男優は桂子の尻肉を左右に割り、濡れ具合を確かめていた。
 「入れても良いですか、後ろから」
 肉棒をくわえたまま、うなずく桂子。
 「さっきみたいに、お願いしてくれなきゃねぇ~」
 桂子はフェラチオをやめ、振り向いた。
 「お願い、後ろから入れてっ」
 「何を?何を入れて欲しいの?2階の旦那さんにも聞こえるように、言ってみてよ」
 「あなたのオチンチンが欲しい。入れて、お願いだから。後ろからいっぱい入れて!」
 男優は桂子の腰を左右から押さえつけると、1気に腰を密着させた。
 「あっ、あぁぁぁぁ~。いい~。あはぁ~、はぁ。はぁ、はぁ。あっ、あぁぁぁぁ~」
 ゆっくり引き抜き、1気に押し込む。
 この動作を繰り返す男優、腰を打ちつけるたびに「パシーン!パシーン!」という音がフロアーにこだましていた。
 「ケツの穴もヒクヒクしてるじゃないか、まったく何処までスケベなんだ奥さんは」
 「いやぁ~、言わないでぇ~」
 「ケツの穴に指入れてやろうか?」
 「・・・・・」
 男優は右手の親指をべろりと舐め、唾液まみれにした。
 「ほら、力抜いてごらん」
 腰の動きを止めて、桂子のアナルをまさぐる男優。
 「あっあぁぁぁぁ~!」
 1瞬腰をよじると、桂子は激しくのけ反った。
 「こっちの穴はゆるゆるじゃないか、どうだ、気持ちいのか?」
 「はぁ、はぁ。はぁ、はぁ。いい、気持ちいぃ~!」
 「どっちだ?どっちが気持ちいいんだ?前か?後ろか?」
 「あはっ、あはっ。はぁ、はぁ。どっちも、どっちも気持ちいぃ~!」
 上半身の汗が、硬くなった乳房の先端から床に滴り落ちるのが確認できた・・・・

 カメラマンはソファーに座ったまま、2人の行為を撮影している。
 男優の介入により、フェラチオが中途半端に終わってしまった為か、肉棒は硬く天を突いたままだった。
 「んぁ~。ケツの穴に指入れたら、前の締りがよくなっってきたぞ。あぁ~、逝きそうだ。このまま中に出そうか?」
 「はぁ、はぁ、はぁ。だめっ、中はだめっ!」
 「よぉ~し、口開けて待ってろ!いくぞぉ~!」
 激しく2回腰を打ちつけた後、男優は素早く立ち上がり、桂子の顔面に肉棒を押し付ける。
 勢いで仰向けに転がる桂子。
 そのまま、顔面騎乗位の状態で男優の肉棒をくわえ込んだ。
 「イクッ、イクぞっ!」
 男優は腰を細かく痙攣させた。
 桂子は頬をすぼませ、口の中に放出された液体を1滴残らず吸い取っていた。
 汗と愛液にまみれた陰毛、波打つ腹肉・・・・

 しかしこれで終わりでは無かった。
 1通りの撮影を終えたカメラマンが桂子の下半身に腰を重ねたのだった。
 「んん~。ムグググゥ~。んっんん~」
 2人の男を全身で受け止める桂子。
 きゃしゃな身体からは想像できない何かが、桂子を突き動かしているのかもしれない・・・・
 男優は桂子の口から肉棒を抜き立ち上がった。
 口の周りを精液と唾液まみれにしている桂子。
 カメラマンの突き上げに、少女のような乳房を揺らしていた。
 「あっ、あぁ~。はぁ、はぁ。はぁ~、あぁぁぁぁ~」
 「ああ~。イク、イクぞぉ~」
 カメラマンは腰を引き、中腰に立ち上がった。
 その瞬間、激しく発射された精液が桂子の顔面を捉えた・・・・
 目を閉じただけで、顔をそむける事無く精液を顔面で受け止めている。
 そればかりか、舌を伸ばし口の周りでベロベロと動かし、今しがた受け止めた精液を、舌で舐め取ろうとしていた。

 「・・・・桂子」
 「奥様、もう動けないみたいね、せっかくご主人のオチンチンが準備万端なのに。ふっ、お願い、私にちょうだいこのオチンチン」
 アシスタントの女は、いつの間にか全裸になっていた。
 豊満な乳房、張りがあり艶やかな肌。
 しかし私の心を動かすほどの身体ではなかった。
 むしろ2人の男に代わる代わる犯され、ボロボロになった桂子の身体に神々しさを感じていた。

 私は自分の隣にある肉の塊を押しのけると、パンツを脱ぎ全裸になって桂子の元に歩み寄った。
 もう私の視野には桂子の身体しか映ってはいなかった・・・・
 「桂子・・・・・」
 「・・・あっあなた」
 私は桂子の足を肩に担ぎ上げ、濡れそぼる淫裂に肉棒を押し込んだ。
 「あはぁ~。あなたぁ~、いぃ~。いいわぁ~」
 無我夢中だった。
 何も考えず腰を振り続けた。
 「あっ、うぅ~。うっすっ凄いわあなた。凄くいい、あはぁ~、いいっ、いいっ、いいわぁ~」
 激しく光るフラッシュの光を感じていた。
 しかし周りの雑音は気にならず、私の腰はフィニッシュに向かって力強く打ち続けていた。
 「うっ!うあぁ~」

 大きさも、若さも男優やカメラマンにはかなわなかった。
 しかし、私は桂子の夫だ。
 私だけが・・・・
 なぜなら・・・・・
 桂子は私の放出を子宮で受け止めてくれたのだった。
2:col :

2022/06/01 (Wed) 16:41:53

⑦妻と部長のコンチェルト
 1年前に35歳の妻を強引に説得して、取引先の部長と1夜を共にさせて、私以外の男を初めて経験させた経緯は「3.案ずるより産むが易し」に記載した通りです。
 その後の妻の変化に、部長との仲を疑った私は、知人の与田氏に妻をソフトレイプしてもらい妻の本質を知り、疑念が晴れます。(「3.ソフトレイプされた妻」参照)
 今回はその後の妻と部長について記述します。
 その部長が、海外拠点の責任者としてこの春正式に決まりました。
 お祝いのゴルフコンペの帰りの車中で、運転している私に、後部座席から「奥さんにはいろいろお世話になったね。・・・お礼も言いたいしご尊顔も拝したいなー。どう、1席設けるから都合してもらえるかなー」と呼びかけます。
 「部長の栄転を非常に喜んでいましたから。・・・1回でも情を交わすとやはり女ですね。見直しました」と返答を曖昧にします。
 「社交辞令でなく、まじめな話だからね。2人の都合の良い日を連絡してよ」と部長が念を押します。
 「ありがとうございます。明日、必ずご連絡をいれます」と答えます。
 帰って妻にこの件を話すと「お断りできるの?」といぶかしそうに聞きます。
 「ご招待だから難しいね」
 「お食事だけでしょう?私、あとは責任もてないわよ」と静かに言います。
 1年前の部長の印象が良かったようなので、私としては想定内の妻の答えだった。
 「部長が君のご尊顔をどの距離で拝したいかが問題だね」と茶化します。
 「何を着て行こうかしら?」と妻。
 「取締役になるお祝いの意味でのご招待だから、和装がいいかな。男は女性の和服姿が好きだしね」と私が答えます。
 当日は6時頃、指定された飯田橋にある待合風の割烹旅館に部長を訪ねると、1風呂浴びて浴衣に丹前姿の部長がいます。
 1通りの挨拶が終ると、飲んでいたベルモットを私たちのグラスに注ぎ「食前酒ですが、取りあえず3人の再会を祝して乾杯」とグラスを飲み干します。
 そのごは部長が1年前の太鼓腹から引き締まった体に変身しているのを見た妻が、ダイエットの苦労話を部長に語らせ座を保ちます。
 昨年、海外赴任の内示を極秘に受けた際、上司から注意されたのが動機らしい。
 そんな話を10分くらいしたあとで「お風呂に入ってさっぱりしてきたら。着替えて大いに語ろうよ。奥さんは着物姿だからそうはいかないけど。それから料理をはこばせるから」と私に入浴を勧めます。
 私はふすまを開け、隣室にある脱衣部屋で服を脱ぎ、浴室に入りますが、ヒノキの大きな浴槽から湯が溢れ湯気が充満して息苦しいほどです。
 湯加減は熱すぎてすぐには入れそうもなく、シャワーを使って汗を流し、脱衣室に戻ると浴室の湯気が流れ込み、姿見が曇ります。
 湯気を逃がそうと入口の引戸を開けると、ふすまの向こうから部長の押し殺したような声が漏れてきますが、元々地声が高いため言っていることが良く聴き取れます。
 「大丈夫ですよ。ほら、そんなに動くと着崩れしますよ」と部長のなだめすかす声と、畳と衣服が擦れ合う音が聞こえます。
 「・・・。・・・」と妻のあらがうような声と、座卓に手足がぶつかるような音がします。
 「ほんの挨拶だけですから、奥さん。すぐ終わりますから」
 そしてしばしの沈黙のあと「1年振りかー」と久しぶりに温泉にでも浸かったような部長のため息混じりの声が、1瞬部屋の静寂をやぶりますが、そのあとは物音ひとつ聞こえません。
 私はドライヤーのスイッチを入れ整髪してから、歯を磨き、大きな声を出してウガイをして2人に私の入室の近いことを知らせます。
 それから部長が帳場へ電話をしている声が聞こえます。
 ふすまを開けると部長に合い槌をうっている妻の顔は蒼ざめていますが、髪、化粧、着付けの乱れもなく、1方の部長もなんら変わった様子は見られません。
 「早かったね。暑いでしょう。窓を開けておいたから、汗が引いたら閉めましょう」と上機嫌で私に声を掛けます。
 仲居が料理を運んでくると、あまり飲めない妻のために梅酒の炭酸ソーダ割が用意されています。
 懐石料理は1時間半くらいで終りましたが、この間の話題は私たちの在欧生活の経験談が中心で、近々海外に赴任する部長は聞役に徹します。
 食事が終ると仲居はお茶と水割りセットを座卓に置くと「どうぞごゆっくりなさってくださいまし。今日はお客さんも少ないので静かでございましょう。なにか御用があれば呼んでいただければすぐ伺いますから。・・・失礼いたします」といって部屋をでます。
 バーボンの水割りをつくりながら「さっきね、奥さんと1年前の思い出話をしていたのだけど。・・・思い出なんていう域を超えていてね。ほんの1ヶ月前のことのように細かいことまで鮮明なのよ、2人とも」といいながら話を切り出します。
 「話しているうちに私もカラダが熱くなってね。1瞬の情交を奥さんに求めたのだが、なかなか許してもらえなくてね。『ご主人の許しがあればいいの?』と聞くと奥さん返事をしないの。そのうちあなたの気配がしたので中断したがね」と残念そう。
 「そうですか、それはお生憎さまです。普段は長風呂なのですが、私には熱すぎて。それとも虫が知らせたのかなー」と部長をからかいます。
 「あなた部長さんのお話、嘘ですからね。冗談ですよ。お酔いになっていらしゃるのよ」と妻が取繕います。
 「響子、嘘でも、冗談でも部長がそう仰るのだから受け入れてあげなさい。取締役就任のお祝いと海外赴任の餞別として、これ以上の誠はないのだから」と妻を諭します。
 先刻の「1年振りかー」という部長の感歎の声と部長を受け入れている妻の姿を想像すると、2人に対する嫉妬の念が湧いてきて、ことば遣いも乱暴になり「部長、4の5のと言ったら力ずくでも思いを遂げてください。私が責任を取りますから」と、かって与田氏にレイプさる妻をみているので強気に言います。
 「・・・」
 妻はまぶたにほんのり酔いの余韻を残し、うつむいています。
 「もう1風呂浴びてきます。それから部長のお手並みを拝見しますから。それでいいね、響子」と言い残して浴室に消えます。
 30分後に戻ると照明は消されているが、隣室の寝間の明かりが欄間を透して部屋の天井を照らしているのがわかります。
 欄間とふすまごしにもれてくる部長の「ホーレ、ホーレ・・・」という掛け声と肉体どうしが奏でる音を聞きながら水割りをつくり喉をうるおします。
 人心地ついたところで振り返り『そーっ』と背後の襖を少し開けると、十畳くらいの和室に夜具が2組しかれており、2つの行灯の光が幻想的な空間をつくりだしています。
 そして奥の布団の上で、薄い鶯色の長襦袢を腰までまくられて、部長に尻を抱えらている妻がいます。
 両手で枕を抱えるようにして、胸から頭まで夜具の上に投げ出し、必死にて耐えている妻がいる。
 バックスタイルは妻が嫌う体位で、私とも経験がないのでそのように見えるのかもしれない。
 「奥さん、こっちを向いて」と浴衣を着たまま、妻をゆっくり貫きながら呼びかけます。
 応じないでいると「ねえー、奥さん、顔を見せて」と催促します。
 ゆっくり両肘を立ててから、顔を枕から離すと喘ぎ声がもれます。
 そして両腕を立ててから、ゆっくり顔を部長に向けると、布団地の紅色が妻の横顔に映えます。
 部長は両膝をつき、上半身をまっすぐ伸ばしたまま体を動かしながら「奥さん、思ったよりいいでしょう。痛くないでしょう、ほら」と数回、強く突きますが、妻は部長を見ながら喘ぎ声をあげて頷き「部長さん、恥ずかしいわー」と答えます。
 「奥さん、これをとって」と妻の伊達締めを外そうとする部長と、切なそうな息つかいのなか片手でそれに協力する妻。
 部長は前屈みになり、両手で妻の乳房をつかみながら腰のリズムをとります。
 そして時折指先で乳首をつまむと、感極まった妻は「部長さん、もうだめよー」と言いながら上半身を床に突っ伏します。
 乳房に手の届かなくなった部長は腰の動きはそのままに、浴衣を脱ぎ捨てると「奥さん、これを脱いでください」と妻に全裸になることを求めます。
 再び4つん這いにさせると、長襦袢を取り去り「奥さん、ここを手で押さえて」と下腹部に手をやります。
 それに従う妻に「奥さん、もう少しお尻を高く突き出して」といいながら1旦抜いた1物をゆっくり埋め込みます。
 「奥さんの中に私が入っていくのが手の感触でわかるでしょう」と問いかける部長に素直にうなずく妻。
 その様子を見た部長は「奥さんのあそこ最高、絶品ですよ」と言いながら、激しく妻をせめ立てます。
 「いいわー、手に感じるわー。いきそうだわー。許して、ねえーあなた許して」と部長に顔を向け、受ける衝撃に声を震わせて哀願する妻。
「響子、今夜は僕の愛人だからね。まだ許さないよ。・・・手を戻して体の下を覗いてごらん。・・・ほら、響子」と声を弾ませながら指示をする部長。
 アタマの先を床に付けるようにして、うな垂れる妻に「僕のものが見える?響子の中に入っていく僕が見える?」と問いかける部長。
 喘ぎ声のみで反応がないのをみてとった部長が「膝をもう少し広げて」と指示するとそれに従う妻。
 「あー、あなた。もうだめよー、いきそうだわー。許して。ねえー、あなた許して」と先ほどと同じフレーズを繰り返しますが、声が鼻に抜けている分、登りつめた様子が私にはわかります。
 部長も1年前の経験から自分の1物に妻の緊張を感じたのか「響子、見えるね。もう少し我慢してね」と言いながら上体を前倒しにして、妻の両肩を掴むと馬を駆る騎手のように妻を攻め立てます。
 そして「響子。・・・私の顔を見ながら往きなさい」と息を弾ませます。
 それに応じた妻は、部長の抜き差し成らぬ様相を目にして「もうだめ、往くわー。ユルシテー」といいながら床に崩れ伏すと妻の頭が行灯に当たります。
 初めて経験する体位で果てた妻を見て、もしかして半年前、妻は与田氏に無理やりこんな体位でハードレイプされたのかなとの想いがアタマ過ぎります。
 往きそびれて妻の背中に倒れこんだ部長は、しばらくしてから数回腰を振ると思いを遂げたみたいである。
 コンドームが外れないように慎重に1物を抜くと、傍らの浴衣を着て床に仰向けになります。
 その気配を感じた妻はゆっくり身を起こすと、長襦袢をはおり腰紐で簡単に身繕いすると部長の後始末をします。
 「奥さん、よかったですよ。感激です。奥さんの人格ですね」と静かに下から語りかけます。
 「恥ずかしいわー、部長さんの仰る通りにしただけなのに。我慢が足りなくてごめんなさいね」と指先を動かしながら応じます。
 後始末が終ると、部長は半身を起こし妻の肩口を抱き寄せキスを求めます。
 半身になって狂おしいキスを受け入れている妻に嫉妬を感じますが、2人のたたずまいに見とれていたのも事実です。
 「1年ぶりのキスどうです、お味は。あのときのキス最高でした。1生忘れないな」と問いかける部長に、無言でテイシュを抜き取り部長の唇についたルージュを拭います。
 それを見て私は2人に背を向けて水割りを飲み始めると、程なく妻が横を通り抜けトイレに向かうようです。
 部長は私に向かい合って座卓に座ると、飲み残した水割りを1気に飲み干し「僕の眼の前で奥さんを抱いてあげてよ」と唐突に言い出します。
 「あなたの仕込みがいいのだと思うけど、最高だよ奥さん。もっとも灯台下暗しということもあるがね」と私を見透かしたように笑いかけます。
 しばらくして戻った妻が着替えるつもりで寝間に入ると「奥さん、まだそのままでね。ご主人の御用が済んでないみたいですよ」呼びかけます。
 そして立ち上がり、部屋を覗き込んで「こちらの方の布団でお願いします」と指示しますが、妻がためらっているのか「今日は僕の言うことを聞いてくださいね。私も介添えしますからね」と妻に言い聞かせるよう部屋にはいります。
 私は意を決し、トイレで用を足しながら、先ほどの妻の姿態を思い浮かべると下半身に力がみなぎります。
 寝間に入ると、夜具に収まり目を閉じている妻の傍らに部長が座っています。
 掛けてある布団をめくり妻の全身をあらわにします。
 そして長襦袢の裾を開き、妻の体に割って入り、おぼしき箇所に1物をあてがい、静かに少しずつ進入します。
 妻は「あっ」という小さな吐息をもらすと、伸ばし切っていた両足を少しずつ引き寄せ膝を立てていきます。
 部長は2人の結合部分と妻の足の動きを見ているようです。
 そして妻の中にすべてが納まる同時に「恥ずかしいわー」といいながら半身をよじって座っている部長の膝頭に顔を押し付け、両手で膝にすがり付こうとします。
 「響子、響子は僕の恋人だからね。恥ずかしくないよ」といいながら、妻の髪を愛しむように撫でつけます。
 部長の目が潤んでいるのが分かります。
 私は妻の急激な動きに1物が締め付けられたのに加え、2人の仕草に刺激されて、中で暴発しそうになり、あわてて引き抜き両手で押さえますが、間に合わずそれは手の中に放出されます。
 「失礼」と言い残して私は浴室に駆け込みます。
 10分位して部屋に戻ると、部長の「入った、入ってる?」という声が聞こえます。
 そのまま寝間に入ると、部長の脇腹を挟むように『く』の字に膝を立てた妻の足が目に入ります。
 私はとなりの布団に腰を下ろします。
 それを見た部長は交代の意思表示をしますが、自信がないので断わると「奥さん、1年前の私たちをご主人に見てもらいましょう」と言うと、おもむろに妻の左足を肩にのせると右足も肩に担ぎます。
 そして前かがみになって、体重を妻の両脚にかけると1物の全長を使うようなゆっくりしたピストン運動をしながら「奥さん、いい按配ですよ。痛くないですね」と言い、妻が頷くと「慣らし運転はこれくらいにして本番いきますからね」というと緩急、強弱を交えた連打を加えます。
 妻の尻は床を離れ、部長の後ろ姿と妻の掲げられた両足のシルエットが部屋の壁から天井にかけて、すすり泣くよう声に合わせて揺れています。
 「響子、そんなにいいの。響子の中に誰の何が入っているの?」とのぞきこむようにして部長が言うと、両手を相手の首に回し、表情で許しを請う妻。
 「響子、恥ずかしいの?1年前は言ってくれたのに」と長襦袢の胸元を広げ両乳房をワシ掴みすると腰の動きを速めます。
 「だめよー、部長さん。だめよー、許してね。・・・許して」と首に回した手を放すと、息も絶え絶えに訴えます。
 「許さないよ。響子、言うまでは」と激しく腰を振って攻め立てます。
 「許して、往きそうよ。往かせて」と首を振り仰け反りながら哀願する妻。
 「響子、それなら僕にも覚悟があるよ」というと腰の動きを止めて、両脚を肩から下ろすと立っている妻の両膝を目1杯開き、その膝を押さえながらゆっくりと律動を始めます。
 そして1物が妻の中に埋没する様子を見ながら「響子、ほら見てごらん。アタマをあげてごらん。分かるから」と云いますが恥ずかしがって応じません。
 「ご主人が見ているから恥ずかしいの?」と言うと、私に介添えをするように頼みます。
 私は枕元に正座すると、肩口から背中に両手を差し入れ、妻の体を起こし45度くらいの角度に保ちます。
 部長はその長さを見せ付けるように、妻の愛液で充分過ぎるほど濡れた1物を2度、3度いっぱいに引き出し、又ゆっくりもとの鞘に納めます。
 そしてゴムを装着したそれは、朝露が降りたように淡い光のなかでキラメキを放っています。
 それを目にした妻は感極まったのか「私もうだめだわー。ユルシテー」と両手を後ろに着き、口を空けたまま頭をのけぞらせます。
 そして部長が「ホーレ、ホーレ」の掛け声と共に、手ごたえのある挿入を繰り返すと「部長さん、堪忍してー」消え入るような声でつぶやくと、支えている私にぐったりカラダを預けてきます。
 それを見た部長は1物を抜くと、正座して妻のフクラハギを両脇に抱えながら「奥さんをこっちに貸して」と命じます。
 中腰になり、両脇から腕を差し入れ、妻のカラダを浮かせると、部長が抱えた両足を引き寄せ、妻が部長の膝をまたいで腰掛ける格好になります。
 部長の腕の中で、長い接吻を受け入れている妻。
 部長はキスをしながら自分の両膝を開くと、1物に右手を添えて挿入を試みますが、妻も腰を動かしそれに協力します。
 「入ったね。今度は響子が僕を喜ばす番だ」と言って妻を引き寄せ、腰と腰を密着させてから自分の膝をさらに開きます。
 「どう、深い挿入感があるでしょう。この状態でも締め付けられるよ」
 「自信ないわー、どうすればいいのかしら?」
 簡単に要領を教えられた妻は、リズムを自分で作り出せないのか、加減が分からないのか何度やっても途中で外れてしまいます。
 部長は妻を全裸にして髪を解くと、ヒップを両手でつかむようにして2人の体をピタリと付けて、両手で尻にリズムを伝えると今度はスムースに事がはこびます。
 「上手いじゃないの。初めてじゃないな。これは」と私の方を見ながら「いいねー、響子。気持ちいいよー」と目を閉じます。
 「ハッ、ハッ」と短い息をはきながら、部長の首にしがみ付き、腰を上下する妻の立ったフクラハギが艶かしい。
 「響子、もうだめ。1分ももたないよう」と告げる部長の股間から1物が見え隠れしています。
 「あなた、あなた」と喘ぎながら腰を振って自分でリズムをつくっている妻。
 「イク、イク。イクヨー」の部長の叫びと「いいわー、いいわー」のすすり泣く様な声と共に、2人は果ててしっかり抱き合っています。
 しばくして部長はそのままの状態で、妻を布団に仰向けにすると「奥さん、最高の贈り物をいただきました。奥さんの顔を見ながら往きたかったけど」という部長に、左手を差し伸べる妻の2つの瞳はしっとりぬれていた。

終わり

あとがき
 妻がなみだ目になって往ったのを初めてみて見てショックでした。
 与田氏にレイプされた影響かなと思いましたが、あとで聞いてみると乳首が部長の浴衣のえりと擦れ合って涙が出るほど気持ちよかったようです。
 それから初体験の体位を2つとも無難に受け入れた妻を見て、与田氏が電話で「冗談ですよ」といっていた意味が分かったような気がします。
 こればかりは妻に聞くことは出来ません。

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