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堕ちていく妻(おんな) 慶子の章

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2022/03/24 (Thu) 11:56:19


 景気の低迷期ではあったが、私達夫婦は郊外に土地建物を借りフラワーショップを始めました。
 開店当初は客もつきませんでしたが、数年後にガーデニングブームが訪れると郊外という土地柄、広い駐車場も確保でき、毎月、いや毎日予想以上の成果を上げ規模を拡大しました。
 しかし好事魔多し、妻の不注意から小出火を出してしまい、借りていた土地建物を返さなくてはならなくなりました。
 やむなく移転する事になったものの現状の事業規模を維持したいという思いから、再び郊外に広い土地を借りました。
 しかしバブルの様なガーデニングブームも一段落し、以前のように儲かる商売ではなくなっており、経済的にも追い詰められていました。
 しかし過去の栄光にすがりついていた私達は、無理に無理を重ね、手を出してはいけないと思いつついかがわしい業者に手を出してしまったのでした。
 毎日厳しい取立てに追われ、更に借金を重ねる、完全に抜け出せない落とし穴に落ちてしまいました。
 そして今日もそのうちの一社が朝から自宅に押しかけ、返済を迫られました。

 「あのなぁ、もうあんた達に完済は無理だ。最悪の事態って事も考えなきゃ。だけどそんな事されちゃこっちも困るしなぁ。だけどこの状況じゃあ、どうあがいても無理だ。で、今日は一つ提案があるんだよ」
 「提案?どんな内容か聞かせて下さい」
 「あんたらが三社の業者から借りている金をうちの一社にまとめる。そして返済の計画を組み直す。それから今の状態を元金としこれ以上の利息はつけない。どうだ?悪い話じゃないだろ。ただし三社を一社にまとめるのに金が掛かる。その手数料をある方法で払ってもらいたいんだが」
 「ある方法?いったいどんな?」
 「簡単な事だ。奥さんにちょっと働いてもらいたいんだ、うちでね」
 「私が、ですか?」
 「ああ、前から思ってたんだが、奥さんは土をいじるような仕事は似合わないんじゃないかってね。確か33歳だったかな。女ざかりじゃないですか。それなのに毎日借金の返済に追われているんじゃ可愛そうだ。だからちょっとした息抜きをさせてあげようと思ってるんだ」
 「どんな仕事をすれば。仕事の内容は?」
 「一晩だけ私の家に泊まってもらいたいんだ。まあ、早い話が一夜妻だ」
 「そっそれは・・・」
 「まあ、一晩考えてくれ。また明日来るからそれまでにな」

 「あなた、一夜妻って?」
 「一晩社長のいいなりになるって事だよ。だけどそんな事無理だ」
 「じゃあ、私達社長の言うとおり自己破産するかないのね」
 「・・・」
 「このお店はあなた一人の店じゃないわ。私だって一生懸命やってきたのよ。その為に子供も産まないで。このままつぶしたくないわ。それにもとはと言えば私の不注意が原因でしょ。あなた許してくれるなら私が一晩我慢すれば・・・」
 「・・・」
 自分の無力さを感じました。

 その週の土曜の夕方迎えの車が来ました。
 「明日には帰ってくるのよ大丈夫。心配しないで」
 「・・・」
 何も言えないまま妻を見送ろうと思ったやさきでした・・・
 「旦那さんも一緒に乗るんだよ」
 「えっ私もですか」
 「ああ、社長の命令だからな」
 半信半疑のまま私も車に乗りました。

 到着したのは都内の高級マンションの一室。
 必要最低限の物しかないという生活感が感じられない殺風景な室内。
 私達の到着後、30分ほど遅れて社長が現れました。
 「悪いねぇ待たせちゃって。しかしよく決心してくれたよ。まぁある意味こっちも商売上がったりだけどな」
 「あのぉ社長、なんで私もここに・・・」
 「あぁ~、自分の女房の事が心配じゃないのか?あんたは」
 「ええ、心配は心配ですけど・・・」
 「まあいいや。とりあえず自分の家だと思ってくつろいでくださいよ。飯でも食って。それからだ」
 部屋には私達と社長、それから二人の男、不安と緊張で私も妻も食事はほとんど受け付けませんでした。

 「奥さんの名前を聞いてなかったな」
 「・・・慶子です」
 「そうか慶子かぁ、仮にも今は私の妻なわけだ。だから今から奥さんの事を慶子って呼ぶ事にするよ。いいね」
 「・・・」
 「じゃあ慶子、風呂に入るから背中流してくれ」
 「・・・はい」
 「それから旦那さん、女房の事が心配ならこれから始まる事を全部見ときな」
 私は後ろ手に手錠をかけられ身体の自由を奪われました。
 社長に肩を抱かれ風呂場に向かう慶子、脱衣所につくなり社長は服を脱ぎ慶子にも脱ぐよう、うながしまます。
 しかしなかなか決心がつかないのか服を脱ぐ事をためらっていました。
 「あなたは何の為にここへ来てるか忘れないで欲しいな」
 あきらめた慶子は服を脱ぎ始めました。
 ブラウスとスカートを脱ぎ下着姿になったところで社長の手が慶子に伸びてきました。
 「下着は私が手伝ってあげよう」
 慶子の背後からブラを外しました。
 すぐさま手で乳房を隠す慶子。
 つづいてパンティーに指を掛け、膝まで降ろしました。
 後は慶子が自ら足を抜き生まれたままの姿で足早に風呂場に入りました。
 しかし風呂場の扉は開け放たれたままで、中での様子が見える位置に私は座らされました。
 かいがいしく刺青の背中を流す慶子。
 はらわたが煮えくり返る思いでした・・・
 背中を流し終えると慶子は社長の前に回りこみました。
 「30過ぎでこんな奇麗な形したオッパイはめったにないぞ」
 そう言いながら慶子の乳房に手を伸ばす社長。
 乳房を揉まれながらも慶子は少し引き気味に身構えています。
 しかし休む事無く胸から腹部そして下腹部へ、ソープを付けた慶子の手が徐々に下がっていきます。
 「慶子はこういうのを見るのは初めてかな」
 社長示すペニスはゴツゴツと不自然な突起がいくつもありました。
 「これ?」
 「真珠を埋め込んでいるんですよ。女性に喜んでもらう為にね。奥さんも後でゆっくり」
 慶子は真珠の感触を手で確かめるかのようにペニスを洗い、更にその間ペニスから視線を外す事はまったくといっていいほどありませんでした。
 「さあ今度は私が慶子を洗ってあげよう」
 「いえ、私は自分で洗いますから」
 「だめだっ!さあ立って、向こうを向いて壁に手をつきなさい」
 ボディーソープをつけた社長の手が慶子の背後から、胸、腹、お尻そして前へ。
 「もう少し足を開いてごらん、それからお尻を今より突き出しなさい」
 慶子の身体についたボディーソープを洗い流すと尻を左右に割り、アナルと淫裂を晒します。
 お産経験のない慶子の淫裂は少女のようにピタリと閉じています。
 その淫裂に社長が指を這わせました。
 「あぁ」
 慶子の喘ぎ声を聞き、いたたまれなくなった私は目を閉じ下を向きました。
 しかし次の瞬間、見張っていた男に髪の毛を掴まれ上を向かされました。
 「社長に言われただろ、目を閉じるなよ」

 広い湯船の中で少し離れて温まる二人。
 「旦那とは一緒に風呂に入るのかい」
 「いいえ、一緒には」
 「そりゃいけないな。もうちょっとこっちに来なさい」
 慶子の腕を掴むと自分の方へ引き寄せ、向かい合う形で座る二人。
 私に表情が見えないようにと私から顔をそむける慶子。
 湯船の中は見えませんが小刻みに動く慶子の身体は社長の責めを受けている事を物語っています。
 「慶子、フェラチオは得意か?」
 「・・・」
 「よぉ 旦那さんよお、いつもしゃぶらせてるんだろ」
 私は黙っていました・・・・
 「社長が聞いてんだよぉ!ちゃんと答えろ!」
 再び見張りの男に髪の毛を掴まれどやされました。
 それでも私は黙っていましたが慶子が自ら・・・
 「・・・しています・・・いつも」
 か細い声で言いました・・・
 「そうかぁいつもか」
 社長が右手の人差し指を慶子の口の中に入れます。
 「この可愛い口でそんな事をしてるのか、じゃあ頼むよ」
 社長が湯船の中に立ち上がり、慶子の目の前にペニスを突き出しました。
 目に涙を浮かべながらペニスに手を伸ばす慶子。
 慶子につられて私の目からも涙がこぼれ落ちました。
 「おお、気持ち良いぞぉ上手いじゃないか。上の口がこんなに気持ちいいなら下の口も期待できるな」
 妻が他人のペニスをしゃぶっている・・・
 5分ほどの時間が非常に長く感じました。
 しゃぶっていた慶子の動きが止まり口からペニスを吐きだすと、そのまま湯船の外に顔を出し、口から糸を引きながら大量の精液を垂らしました。

 「社長、本当に、本当に明日には帰してもらえるんですよね・・・」
 「それはこれからの慶子の働き次第だな。ここを使っての」
 「あぁっ」
 湯船の縁につかまり身体をのけ反らす慶子。
 ばら色に染まった肌が印象的でした・・・


 二人の入浴後も私は手錠を掛けられたままでリビングの床に座らされました。
 ソファーでくつろぐ社長に慶子がお酌をしています。
 「慶子、私が用意した下着はどうだ、気に入ったか」
 「はい、気に入りました・・・」
 「バスローブを脱いで見せてごらん」
 言われるままにバスローブを脱ぐと、現われたのは薄紫色のシルクの下着でした。
 サイズが少し小さいのか、フルバックのパンティーがお尻をカバーしきれず尻肉に食い込み、妖艶な雰囲気を醸し出していました・・・
 「良く似合ってるじゃないか、そうだ写真を撮っておこう」
 カメラを手にした社長は、慶子に色々なポーズをとらせました。

 「身体を向こうに向けて顔だけ振り向いてごらん。いいぞぉ。次はそのままのポーズでパンティーを少し下げて半ケツにしてごらん。おぉそうだ。イヤラシイな慶子は。良いぞぉ。よぉ~し、じゃあブラを上にずらして片方だけオッパイを出して」
 私を気にしながらも社長の言いなりになる慶子を見ていると、いたたまれない気持ちになってきました・・・
 「よし、自分で乳首をつまんでもう片方の手はパンティーの中に入れるんだ。よしよし良い子だ・・・慶子ははオナニーもするのか?」
 「・・・いいぇ・・・しません」
 「観てみたいなぁ、人妻のオナニー。なぁ、あんたも観たいだろ女房のオナニーを」
 「・・・」
 「ほらっ。旦那も見たいって言ってるぞ」
 「・・・できません」
 「しょうがない。手伝ってやるから」
 私と向かい合うように慶子を床に座らせ、股を大きく開かせると社長が慶子の背後からパンティーの中に手を入れました。
 「ほら、こうすれば良いだけだぞ。自分でやってごらん」
 「・・・いやっ」
 「しょうがねぇな~」
 社長がパンティーをむしり取りました。
 股を閉じようとする慶子の動きを制し、強引に淫裂をまさぐり始めました・・・
 「あぁ、社長。あっ、お願いです。いやっ!」
 顔をゆがめ歯を食いしばりながら社長の責めに耐える慶子・・・
 しかし女の本能がビクンッビクンッと身体を震わせ、やがてビチャビチャと淫靡な音をたて始めました・・・
 「ほらぁ~指だけでこんなに濡れてきたぞ。本当はしたくてしょうがないんだろ、ええ」
 必死に閉じていた股を徐々に開き始める慶子。
 身体の力が抜けていくのが手に取るようにわかります・・・
 うなだれる慶子の唇を強引に奪う社長。
 口の周りや鼻、顔中を舐めまわした後、慶子の顎を押さえ大きく開かせた口の中に大量の唾液を流し込みました・・・
 慶子を責め続けながらモゾモゾとパンツを脱いだ社長は、無言で慶子の手を掴みペニスに運びました。
 社長の言わんするところを感じ取ったのか、それとも自らが欲していたのか慶子は社長のペニスをしごき始めたのでした・・・
 こんなにあっさり、これは悪夢なのか。
 夢なら早く覚めて欲しい・・・
 しかし耐え難い現実はまだまだ続きました・・・

 「慶子、欲しいか?欲しくなってきたのか?」
 「・・・」
 「よし、しゃぶれ」
 立ち上がった社長のペニスをごく自然に咥える慶子。
 羞恥心も緊張感も捨て去った瞬間だったのでしょうか?
 唇をすぼめ真珠の一粒一粒を吸い玉を揉みながら咥える。
 休む事無くしゃぶり続ける・・・
 「さあ、やるかぁ。寝ろ!」
 「でも・・・ここじゃぁ・・・」
 「だめだっ。旦那に見せてやりな、俺の女になるところを」
 私の方へ淫裂を向け寝転がる慶子。
 慶子の膝を抱え上げ上から重なる社長。
 慶子が硬く大きくしたペニスが私の目の前で慶子の核心部分を犯していく。
 小刻みに腰を振りながら徐々にペニスを埋没させる社長。
 すでに愛液を溢れさせていた慶子の淫裂は、真珠の一粒一粒を絡め取りながら社長自身を受け入れていく・・・
 「はぁ~んぅ~あぁ~」
 一度ペニスを根元まで差し込み、女陰の温もりを味わうかの様に動きを止める社長。
 一呼吸おいた後、激しいピストンで慶子を犯し始めました・・・
 「あっ、あっ、あっ、あぁ~あっ、あっ、あっ。あ、いっ、いっ、あはぁ~」
 息も絶え絶えに喘ぐ慶子。
 太股や尻肉を波打たせ溢れ出た愛液がアナルを濡らし、尻の割れ目へと流れ込む。
 体位を変えるために一度ペニスを抜いた時チラッと垣間見えた慶子の淫裂は、物欲しそうに口を開け肉ひだを露出させていました・・・

 「ほらぁ。後ろから入れてやるからワンワンスタイルになれ」
 私にお尻を向け、四つん這いになる慶子。
 間髪入れずに慶子の腰をがっちり押さえ込みペニスをぶち込む社長・・・
 「どうだ、気持ち良いのか」
 「あっ、あっ、いい。いいあぁ~」
 「ほらぁ。旦那に見られて恥ずかしいなら止めてもいいんだぞ」
 「いやっ。もっと、もっとしてぇ~気持ちいい、社長~」

 嘘だ、嘘であってほしい。
 全ては一晩を乗り切るための芝居だ・・・

 再び体位を替え慶子が上になり、慶子自ら社長のペニスを淫裂に導き腰を沈めました。
 ペニスを根元まで飲み込むとグイグイと腰を押し付け、スウィートスポット探るかのように腰をくねらす・・・
 「はっ、はっ、はぁ~いい。社長、あっ、いい~」
 「もっと、腰振れ~」
 私の存在はすでに慶子の頭の中から消えさっているようでした。
 ヌチャヌチャと淫靡な音をたて腰を激しく振り続ける。
 ヒクヒクとうごめくアナルが慶子の快感度合いを示しているようでした・・・
 「あぁ~あぁ~あっ、あ~ん・・・いい、あはぁ~もっと、もっとよぉ~いやぁ~とまらない、とまらない」
 「ん~おぉ~うぅ~あぁ~」
 次の瞬間慶子の腰を社長が押さえ込み、腰の動きを強引に止めました・・・
 「あっ、あぁ~社長~」
 慶子が腰を上げるとヌルッとペニスが飛び出し、後を追うように淫裂から糸を引き大量の精液が流れ出ました・・・
 まさか中出しされるとは・・・
 「慶子、きれいにしろ」
 身体を後ろにずらし自分の愛液まみれのペニスを舐めまわす慶子。
 淫裂からは染み出すようにまだ精液を垂らしています・・・

 この後二人は別室に消え、歓喜の声をあげ続けていました・・・


 眠れぬ一夜を過ごした私の前に二人が姿を現したのは明け方近くでした。
 裸の二人は私に眼もくれず、風呂場に向かいシャワーを浴びているようでした。
 1時間近くも風呂に入りっきりだった二人が漸く風呂からあがり、私の前に立ちました・・・

 「旦那さんよぉ、もうしばらく慶子貸してもらう事にしたよ」
 「そっそんな、一晩の約束じゃぁ・・・」
 「もちろんタダで貸せとは言わねぇよ。それなりに取り計らってやるから」
 「いったい・・・慶子をいつまで・・・」
 「一ヶ月くらいかかるかもなぁ、ほら旦那に見せてやりな」
 慶子の身体に巻きつけられていたバスタオルを社長が取り払いました・・・
 「慶子と契約を交わしたんだ。よく見てみろ」
 股を隠す慶子の手を社長が払いのけるとそこにある筈の茂みが剃り落とされていました・・・
 「どうだ奇麗だろ。これがまた生え揃うまで慶子を借りておくからな。ほら慶子からもお願いしろ」
 「・・・あなた・・・私・・・もうしばらく社長にお世話になります・・・私、私が頑張れば・・・あなた、待っててね」
 「嘘だろ慶子、もういいんだよ・・・」
 「馬鹿野朗、女房が身体で借金返すって言ってるんだぞ。あんた男冥利につきるじゃねぇか。うらやましいくらいだ。それに慶子と俺は相性抜群だからな」
 そう言いつつ、慶子の背後から乳房を揉み、股に手を這わす社長。
 その行為に抵抗する事も無く、目を細め身体をくねらす慶子・・・
 「せっかくシャワー浴びたのに、しょうがねぇなぁ」
 そのまま慶子を床に這わせると、私の目の前で悪夢が再開されました。
 社長の腰の動きに合わせて波打つ尻肉。
 先端を隆起させ揺れる乳房。
 目を閉じだらしなく口を開け息を荒げる・・・
 昨日までの慶子とは違う慶子がそこにいました・・・
 「だんなさんよぉ、連絡するまでおとなしく待ってな」

 私は解放されました・・・

 厳しい取立てからは逃れられたものの、当然それ以上の物を失ってしまいました。
 もう慶子は戻ってこないのではないだろうか?
 仕事にも身が入る筈も無く抜け殻のような日々を過ごしていたある日、やっと社長の許から連絡が入りました。
 契約を解除するので実印を持って事務所に来るようにと。
 私は勇んで事務所に向かいました。
 やっと慶子を返してもらえる。
 息せき切って駆け込んだ事務所に慶子もいました。

 「慶子、元気だったか」
 「ええ、大丈夫よ。社長に良くしてもらったわ」
 着ている物のせいか以前とは少し雰囲気が変わっていました。
 「実印持ってきたか」
 社長が取り出したのは借り入れの契約書ではなく、離婚届でした・・・
 「これは・・・どういう事ですか」
 「まずこれに捺印してから、借金の契約解除だ」
 「そんな、慶子おまえ・・・」
 「ごめんなさい・・・でもこれで借金がなくなるのよ。その為に私、頑張ったんじゃない」
 「・・・慶子」
 「毎日美味いもの食って、良い服を着て、何不自由の無い生活させてやってるんだ。あんたの処に戻れるわけがねぇだろ」
 「それにね、社長さんにお店ださせてもらうのよ。都内に」
 「そうだ、慶子あれを見せてやりな」
 「あれ?」
 「例の薔薇をさ」
 「ここで・・・」
 「いいからこっち来い」
 社長は慶子の腰を抱きスカートをまくり上げ、黒いフルバックのパンティーを一気に膝までさげました。
 プルンッと飛び出した尻肉に何か・・・
 「あっ!」
 真っ赤な薔薇のタトゥー。
 慶子が愛してやまない薔薇。
 店を始めるきかっけとなった慶子の好きな真紅の薔薇が刻まれていました・・・
 「これが俺と慶子の契約書だ。もうあんたの入り込む余地はねぇよ」
 社長が慶子を膝の上に座らせ、足を開き淫華を晒しました。
 「こっちの花びらも見納めだぞ。よぉ~く見ておけよ」
 「・・・」
 「いやよ社長、こんなところで。いやぁ・・・」
 慶子の肉芽を指先で転がす社長。
 私の事を気に留める様子も無く、鼻を鳴らして社長の愛撫に応える慶子・・・
 「ヌルヌルしてきたぞ、感じてるのか慶子?」
 「はぁ~気持ちいい。あぁ~社長、あぁぁぁ~」
 「指だけで良いのか」
 「はぁ~我慢できない。あぁ~欲しい・・・」
 「よぉし、しゃぶれ」
 社長の膝からするりと降り身体を反転させ股間に顔を埋める慶子。
 私に向けられた尻には社長の愛撫によって分泌された淫汁が光っていました・・・
 「気持ち良いぞ慶子。おしゃぶりも本当に上手くなったな」
 ジュボジュボと音をたて一心不乱にしゃぶり続ける慶子・・・
 「ふぅ~。このままじゃ口の中に出しちゃうぞ」
 「あぁいやよ・・・」
 慶子はフェラチオを止め、立ち上がってスカートを脱ぐと社長が座る椅子に器用によじ登り、硬くなった社長のペニスに跨りました・・・
 「あぁ~はぁ~あはぁぁ~はっ、はっ、はっ、はっ、はぁ~いいっ。ああっん」
 激しく喘ぎながら腰を振る慶子・・・
 ほんの一ヶ月前までの慶子とは別人のようでした・・・
 「ほらっ。判を押す気になったのか」
 慶子と交わりながら慶子から剥ぎ取った黒いパンティーを私の顔面に投げつける社長・・・
 離婚届の上に落ちたパンティーを見つめ、淫靡な音と喘ぎ声を聞いているうちに判を押す以外ないと悟りました・・・

 借金の帳消しと伴に大事なものを失ってしまった私は、諸悪の根源である店をたたみ、忘れようと思っても忘れる事が出来ない慶子の事を毎日の様に思いつつ3年の月日を過ごしていたある日、知人から慶子の死を知らされました・・・
 福岡、中洲の歓楽街で起きた火事で・・・
 都内でフラワーショップをやっているものだとばかり思っていた私にとっては寝耳に水の情報でした。
 何で福岡に。
 それも中洲の歓楽街で・・・
 私と別れてからの3年。
 慶子にとっては辛い日々だったのではないかと思います・・・

 上半身が焼け爛れた状態で慶子の身元を明確にさせたのは、薔薇のタトゥーだったそうです。

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